「Firefox 3 beta 4が動いた」の続き
OpenOffice.org
OpenOffice.orgの起動時もFirefoxと同様にwarningが出る。
(soffice:2110): Gtk-WARNING **: module_path にはテーマ・エンジンがありません: “xfce",
てな感じのメッセージが10回ばかり。
それだけなら良かったが、muttの中で添付文書を開こうとしてもOOoが起動しない。しばらく悩んだが、これは全然違う原因で/etc/mailcapが書き換えられていたため。wvとcatdocを使うようになっていた。何かの依存関係でインストールされたか?
この二つをapt-get –purge removeして、/etc/mailcapをバックアップから戻したら、無事、muttからOOoが呼べた。wvとcatdocがインストールされた原因はわからないが、とりあえずよしとしよう。
Adobe Reader
問題はOOoだけでは終らず、Adobe Readerの方がもっと致命的。起動時にsyntax errorを吐き続けてしまう。
さすがにダメかと思い、GTK+ 2.10関係を古いのに戻す。今回新しくインストールされたものは以下。
gtk2-engines
gtk2-engines-industrial
gtk2-engines-pixbuf
gtk2-engines-smooth
libgnomeui-0
libgnomeui-common
libgtk2.0-0
libgtk2.0-bin
libgtk2.0-common
libgtk2.0-dev
librsvg2-2
librsvg2-common
これらをdpkgを使ってダウングレード。参考までに実際のパッケージ名は以下の通り。
gtk2-engines_1%3a2.8.2-1_i386.deb
gtk2-engines-industrial_1%3a2.8.2-1_all.deb
gtk2-engines-pixbuf_2.8.20-7_i386.deb
gtk2-engines-smooth_1%3a2.8.2-1_all.deb
libgnomeui-0_2.14.1-2_i386.deb
libgnomeui-common_2.14.1-2_all.deb
libgtk2.0-0_2.8.20-7_i386.deb
libgtk2.0-bin_2.8.20-7_all.deb
libgtk2.0-common_2.8.20-7_all.deb
libgtk2.0-dev_2.8.20-7_i386.deb
libgtk2.0-dev_2.8.20-7_i386.deb
librsvg2-2_2.14.4-3_i386.deb
librsvg2-common_2.14.4-3_i386.deb
これなら、やはりdobe Readerがちゃんと動く。
Firefoxの新版はあきらめようかと思ったが、ふと、Adobeのサイトを見たらReaderの新しいバージョンが出ている。今まで使っていたのが、7.x。8.xが出ていたので、これを入れてみた。
GTK+ 2.8.2の環境で動くことを確認し、再度、GTK+をアップグレード。改めてAdobe Readerを起動したら、(例のwarningメッセージ以外は)何の問題もなく動く。
ということで、ようやく安定した。
ついでに、Adobe Readerの(tar ballでの)デフォルトのインストール先が/optに変わっているので要注意(7.xまでは/usr/local/Adobe)だった。/のパーティションが小さくてディスクが溢れてインストールエラーを起こした。
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