電気ケトル・ポットの消費電力

家電品の消費電力を調べるシーズ。今回は、電気ケトルや電気ポット。災害時にガスや電気が留まった場合でも、ポータブル電源と電気ケトルがあれば湯を沸かせる(ポータブル電源側が大電流・大電力に対応している必要ありだけど)。

調査の結果、消費電力は電気ケトルが概ね1,200W程度。一方の電気ポットは機種によってマチマチで700~900W程度。

電気ケトル

ティファール ジャスティン プラス カカオブラック 1.2L

電源AC 100 50/60Hz
消費電力1,250W
サイズ(WxDxH)221x161x209mm
重量0.97kg
容量1,200ml
空焚き防止機能あり
自動電源オフ機能あり
温度設定機能なし
保温機能なし
公式サイト・マニュアルhttps://www.t-fal.co.jp/products/kettles/lightweight/justine_plus_black/

ティファール アプレシア・プラス カフェオレ 0.8L

電源AC 100 50/60Hz
消費電力1,250W
サイズ(WxDxH)220x150x180mm
重量0.75kg
容量800ml
空焚き防止機能あり
自動電源オフ機能あり
温度設定機能なし
保温機能なし
公式サイト・マニュアルhttps://www.t-fal.co.jp/products/kettles/lightweight/aprecia_plus_cafe630/

山善 YKG-C800-E

電源AC 100 50/60Hz
消費電力1,000W
サイズ(WxDxH)285x190x240mm
重量0.98kg
容量800ml
空焚き防止機能あり
自動電源オフ機能なし(待機モードに移行)
温度設定機能あり
保温機能あり
公式サイト・マニュアルhttps://book.yamazen.co.jp/product/cook/c_others/YKG-C800.html

タイガー魔法瓶 PCH-G080KP

電源AC 100 50/60Hz
消費電力1,300W
サイズ(WxDxH)148x226x215mm
重量1.03kg
容量800ml
空焚き防止機能あり
自動電源オフ機能あり
温度設定機能なし
保温機能あり
公式サイト・マニュアルhttps://www.tiger.jp/product/kettle/PCH-G.html

バルミューダ K02A-BK

電源AC 100 50/60Hz
消費電力1,200W
サイズ(WxDxH)269x128x170mm
重量0.5kg
容量600ml
空焚き防止機能あり
自動電源オフ機能あり
温度設定機能なし
保温機能あり
公式サイト・マニュアルhttps://www.balmuda.com/jp/pot/spec

電気ポット

タイガー魔法瓶 PDR-G220

電源AC 100 50/60Hz
消費電力700W
サイズ(WxDxH)212x280x254mm
重量2.0kg
容量2.2リットル
空焚き防止機能あり
温度設定機能あり
公式サイト・マニュアルhttps://www.tiger.jp/product/waterheater/PDR-G.html

象印 CV-GA22-TA

電源AC 100 50/60Hz
消費電力905W
サイズ(WxDxH)220x295x260mm
重量2.7kg
容量2.2リットル
空焚き防止機能あり
温度設定機能あり
公式サイト・マニュアルhttps://www.zojirushi.co.jp/syohin/electronic-pot/cvga/

アイリスオーヤマ IAHD-022-B

電源AC 100 50/60Hz
消費電力700W
サイズ(WxDxH)218x280x256mm
重量2.3kg
容量2.2リットル
空焚き防止機能あり
温度設定機能あり
公式サイト・マニュアルhttps://www.irisohyama.co.jp/products/electrical-appliances/cooking-appliances/electric-kettle-pot/jar-pot/jar-pot-mic

パナソニック NC-HU304-W

電源AC 100 50/60Hz
消費電力910W
サイズ(WxDxH)245x326x289mm
重量3.0kg
容量3.0リットル
空焚き防止機能あり
温度設定機能あり
公式サイト・マニュアルhttps://panasonic.jp/pot/p-db/NC-HU304.html

タイガー魔法瓶 PIM-G300K

電源AC 100 50/60Hz
消費電力700W
サイズ(WxDxH)218x308x319mm
重量3.6kg
容量3.0リットル
空焚き防止機能あり
温度設定機能あり
公式サイト・マニュアルhttps://www.tiger.jp/product/waterheater/PIM-G.html

まとめ

電気ケトルと電気ポットの違いは、ケトルは「沸かす道具」で、ポットは「沸かして保温」。したがって、ケトルは温度調整を持たず、保温機能もないものがほとんど(中には例外もある)。

ポットは沸かすだけでなく、そのまま保温するのが特徴。保温も電気と構造(真空)によるものを備えている。沸かさずに設定温度に温めるという機種もある。また、据え置きタイプで、ボタンを押して給湯という仕組みを備えている。容量も大きい。

消費電力は電気ケトルの方が多いが、一気に短時間で沸かすことを特徴としているためだろう。そのためか、容量も小さい(0.6~0.8リットル)。電気ポットは消費電力は小さめだけど、沸かすのに時間がかかるので「消費電力量(kWh)」としては小さくないだろう。ポータブル電源での利用を想定するなら、必要な量をつど沸かす電気ケトルの方がいいんじゃないかと思う(ただし、消費電力が大きいので、それに対応したポータブル電源でなければならない)。