Ubuntu君をSSD向けに調整
それなりに動くようになってきたDynabook SS 2010 + SSD (CF) + Ubuntu。
調べてみると、SSD向けの調整があるらしいってことで、
早速取り入れてみる。
まずは、スワップの軽減。
/etc/sycctrl.conf に以下を記述。
vm.swappiness = 20
0 にするとスワップしなくなるらしいが、
物理メモリが少ない環境ではそれはまずいだろうと思い、
とりあえず、20で様子見。
それに、スワップさせないのなら、
スワップ領域を作らないか、スワップ領域をマウントしなきゃすむ話。
もう一つ、同ファイルに、
vm.dirty_writeback_centisecs = 1500
も記述。
これは、ライトバックの時間を1500msにするということ。
デフォルトでは500msらしい。これで、書込み回数が1/3ってこと?
記述は、以下で反映。
$ sduo sysctl -p
続いて、/tmp を tmpfs にする。
tmpfsだと、バッファ上に取られるので、ディスク上に書込みがなされない。
とはいえ、物理メモリが足りなくなればスワップ領域(ディスク)を使うようになるので、
物理メモリが少ない環境で効果が期待できるのかはちょっと怪しい。
でも、ま、やらないよりはいいかも、ってことで。
/etc/fstabに以下を記述。
tmpfs /tmp tmpfs defaults,size=512m 0 0
defaultsの最後の「s」を付け忘れないように。
最初、これを忘れたがために、OSが起動しなくなってしまった。
まぁ、慌てずに、UbuntuのCDで起動して、
SSDをマウントし、エディタで修正すればいいだけはあるが。
でも、面倒くさいから、充分気を付けるべし。
また、SSD (/dev/sda1) のマウントオプションに、relatimeを付ける。
noatime の方がいいという説もある。
noatimeとrelatimeの違いはこちらが詳しい。
relatimeがどこで実装されているのか調べてみた
http://mkosaki.blog46.fc2.com/blog-entry-539.html
でもって、firefoxのキャッシュを、今作った /tmp に設定する。
firefoxのアドレスバーに、
about:config
と打ち込んで、画面を右クリック、「新規作成」→「文字列」で、
browser.cache.disk.parent_directory
を作って、/tmp 以下の適当なディレクトリを指定すればOK。
とりあえず、
/tmp/ユーザ名/firefox
としておいた。このディレクトリが存在しなければ、適宜自動で作ってくれる。
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