中学生集団フリージャズ
schola スコラ 坂本龍一 音楽の学校という番組をNHK教育でやっている。
5月のゲスト講師は山下洋輔!
5/15日分の再放送で気がついた。
この回は、「モダンジャズの誕生 」で、
チャーリーパーカーのビバップから、
マイルスデイビスのモードに至る話だった。
シンプルなブルースがビバップで複雑なコード進行となり、
モードジャズでコードをシンプルにしていったと。
ドリアンを題材に中学生の受講生集団に即興演奏させる。
これを聞いて思った。
So Whatを大人数で一斉にやるとBitches Brewになるのかと(笑
でもって、5/22日は、「融合・拡散するジャズ」というテーマで
なんと、フリージャズの講義。中学生に教える。すごいぞ、NHK 教育(笑
マイルスの「カインド・オブ・ブルー」と
オーネットの「ジャズ来るべきもの」が同年というのは
いわれてみれば確かにそうだが、目から鱗。
しかし、オーネットだけじゃなく、アルバートアイラーやら
サンラやらポールブレイやら、わらわら出てきたのにはびっくり。
すごいぞ、NHK 教育(笑
1964年10月の「フリージャズの10月革命」はやはり
エポックメイキングなできごとだったんだなぁと思う。
中学生集団にフリーに演奏させる。
スゲー楽しそう。彼らの将来が楽しみである(笑
番組の最後は、坂本・山下のピアノデュオで
「マイフーリッシュハート」。
本編のテーマがフリージャズだっただけに、
落ちとして実に笑える選曲である。
来月は、ゲスト講師が細野晴臣、高橋幸宏。
さらに、ピーター・バラカン。なんという人選!
たまりませんな。
スコラの放送予定はこちら。
http://www.nhk.or.jp/schola/schedule/
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