Ubuntu 10.10 で MP600 に印刷する
Canonの複合機MP600にUbuntuから印刷したい。
いや、できなくてもそんなに困らないけど、できるのならできるようにしておきたい。
今さらこんな古いプリンタの情報に需要があるとは思えないけど、備忘録として記録。
スキャンまではやる気がないので、そっちは割愛。
キヤノン製ドライバのインストール
ドライバの入手先はこちら。
http://cweb.canon.jp/drv-upd/bj/bjlinux270.html
・共通パッケージ
・PIXUS MP600用機種別パッケージ
の二つをダウンロードする。
ダウンロードできたら、以下を実行してインストール。
$ sudo alien -ic cnijfilter-common-2.70-1.i386.rpm cnijfilter-mp600-2.70-2.i386.rpm
追加パッケージのインストール
必要なパッケージをインストール。
$ sudo apt-get install alien libpng12-0
他のサイトの情報を見ると、libxml2やlibgtk1.2等もインストールしているが、
これらはキヤノンのプリンタユーティリティを動かすために必要なもの。
印刷ができればいいだけなら不要。
というか、Ubuntu 10.10にはlibgtk1.2が用意されていないようなので、
ユーティリティを使うのをあきらめた。
後処理
以下を実行。
$ cd /lib
$ sudo ln -s libpng12.so.0 libpng.so.3
$ sudo ldconfig
$ sudo service cups restart
プリンタの設定
システム設定の「印刷」の中で、ドライバとして、Canonの中に、
「MP600 Ver.2.70」というのが出てくるので、それを選べばOK。
以上。
実はもっと簡単な方法が、、、
MP600用のドライバなんかインストールしなくても、
プリンタの設定時に、標準で用意されている「BJC-8200」を選択すれば
印刷できたりする。他のモデルのドライバでも大丈夫かもしれない。
まぁ、そこはそれ。やっぱ、正規のドライバの方が気持ちいいってことで。
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