携帯ワンセグ受信改善方法

2010/08/22 (日)

屋内では、やっぱ、ケータイでのワンセグはちょっと辛い。なんとかならんかと思ってたけど、あっさり改善できた。ヒントはバッファローのDH-OP-SA

要するに、(屋根の上などの)アンテナで受けた電波を、手元にアンテナを置いて再放出しようという仕組みだろう。こんなものが実用になるのなら、壁のアンテナコンセントにちょっとした針金でも突っ込めばいけるんじゃないか?

まぁ、せっかくなら、λ/4のホイップアンテナにすればよかろう。地デジの放送周波数を調べると、概ね500MHz位。ってことは、λ/4はざっくり15cm。早速、手元にあった0.6mm位のスズメッキ線を目分量(笑)15cm位切って、アンテナコンセントに差し込んでみた。一応、先端は数mm折り返して安全対策。

いや~、ビックリ。この付近では実に安定して受信できるようになった。

離れたところで使いたいなら、そのあたりまで同軸ケーブルで引っ張って、同軸の先端を15cm程度シールドをむいとけばよかろう。あるいは、シールド側を有効活用して、λ/2ダイポールにするとか、スリープアンテナにすればさらに良いかと。

ってことで、早速、実施(笑

手元にF接栓付きの3C-2Vがあったので、これを使う。もちろん、もっといいケーブルの方がいいだろうけど、そんなに長いわけでもないので気にすることもあるまい。

スリーブアンテナにしようかと思ったけど、編組線を裏返すのは至難の業。なので、外皮をむいた根元から芯線を抜き出して、編組線をそのまま外皮に折り返してごまかした。上からビニルテープでも巻いとけばよかろう。

早速使ってみると、快適、快適。このアンテナを取り付けたところがブースタに近かったためか、数m離れても安定して受信できる。増幅して再送信って感じで、ほとんどレピータのような状態。

手持ちの材料ですんだのでコストはゼロ。良かった。

調べてみると、地デジ用のアンテナを自作している人、結構いるみたい。しかも、なぜか、ヘンテナが多い。ヘンテナは指向性がブロードなので、アナログ放送の受信ではゴースト(マルチパス)が多くて使いものにならない。でも、デジタル放送ならゴーストの影響はなくなるので大丈夫なんだろうな。

参考
ボクにもわかる地上デジタル – 地デジ基礎編 – 電波と周波数
http://www.geocities.jp/bokunimowakaru/kiso-freq.html

アンテナの基礎から応用まで
http://www.interq.or.jp/blue/rhf333/ANT-K.htm

多摩の地デジ事情 スリーブアンテナの自作
http://digitaltv.tamaliver.jp/e20354.html

地デジ用のアンテナ自作
http://cyoiwaza.blog76.fc2.com/blog-entry-33.html

ハリアー改造 地デジアンテナ
http://magumataishi.cocolog-nifty.com/blog/2007/07/post_ee37.html

【地デジ対策】地デジ対応NotePC用にアンテナを ~ ヘンテナの自作
http://pythonlife.seesaa.net/article/132587977.html

地デジ・ワンセグ受信アンテナ自作
http://ftlabo.hp.infoseek.co.jp/ftantena/ftantena.shtml

書くまでもないとは思うけど、やるときは自己責任で。