Dynabook SS2010 ゼロスピンドル化計画
古のノートPC。大して使っていないのできれいではあるが、いかんせん遅い。Windowsは使っているうちに遅くなるが、それよりも、パッチが累積してって遅くなっているような気がする。IEも7になっているし、OSもXP SP3だし。電源を入れてからログインプロンプトが出るまでに1分以上かかる。ログインしてから使えるようになるまでは数分といったところ。
スペック等
- Pentium III 866MHz モバイル版
- Mem 512MB
- HDD 1.8inch 20GB
- Windows XP Professional SP3
先日入手したCF 32GBを使ってシリコンディスク化してやろうという魂胆。
HDDからCFへのコピーはAcronis True Imageで難なく完了。
- HDDを変換コネクタ・ケーブルを通じてUSBでデスクトップ機につなぎ、丸々吸出し。
- 変換ケーブルをCFにつなぎ換えて、書き戻し(ディスクの修復)。
- パーティションサイズも元通りになってしまうようなので、gpartedで調整(Linux機にて)。
変換基板を使って、HDDの代わりにPCに接続。絶縁と隙間埋めのため、ボール紙でCFと基板をくるんだ。
これであっさり動いてくれた。HDDが回っていないと異様に静か。
と、喜びに浸ったのも束の間。なんだか異常に遅い。電源投入からログインプロンプトまで数分、ログイン後使えるようになるまでは嫌になって時間測定せず。
CFのランダムライトが遅いのがネックなのか。CFとHDDの測定結果(どちらもデスクトップ機にUSB接続)。
こうして眺めてみると、HDDで遅いのは小さなファイルのランダムリードが遅いせいで、CFが劇遅なのは小さなファイルのラインダムライトのせいか?
CFのスピード、これってMLCということか?安かったけど、はやり、安いにはワケがある、ってことだろうなぁ。
あまりの遅さにあきれて、HDDに戻した。遅いのに、なんだか快適に感じる。
ゼロスピンドル化はSLCの大容量CFが安くなるまでお預けだな。やはり、あの無音は魅力的だし。
ディスカッション
コメント一覧
はじめまして、KIDと申します。
私も同じ機種を持っていまして、最近16MBのCFとIDE変換基板を使ってゼロスピンドル化してみました。当方には搭載メモリは256MBしかありませんでしたが、この機種のリカバリディスクがありましたので、それをUSB接続の光学ドライブ使ってインストールしてみました。私が使用したのも安いMLCのCFだったので、やはり残念ながらWindowsXPでは使いものになりませんでしたね。
そこで、ダメもとでVine Linux4.2をインストールしてみたところ、結構快適に動きました。今これを書いているのもゼロスピンドル化したDynabook SS 2010です。
どうも、コメントありがとうございます。
LinuxではMLCでも実用的だという記事を見かけますね。
私もLinux使いではありますが、このPCは都合によりWindowsを動かしたいので。
いろいろとblogとか見てるとTransendのx266 8GBあたりだとSLCで使い物になるみたいです。
ということで、ぼちぼちとスリム化をはかろうかなというところです。