ネット銀行他行宛振込手数料の比較
全銀ネットの銀行間送金手数料が引き下げられたことに伴い、各銀行の他行宛振込手数料の引下げが広まった。
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変わるか?“横並び”銀行の振込手数料 |サクサク経済Q&A| NHK NEWS WEB
銀行の振込手数料が値下げに。しかし、大手3行の値下げ幅には大きな違いはありませんでした。今後、横並びは変わるのか?
そこで、実際にいくらになったのか、各銀行の振込手数料を調べてみた。条件は以下の通り。
- インターネットバンキング
- 個人
- 他行宛(自行宛は以前から無料のところが多い)
- 調査対象: メガバンク、ゆうちょ銀行、ネット専業銀行
- メガバンクは3万円を境に振込手数料が違う。他は、振込金額による区別はなし。
- 取引状況によっては「月○回まで無料」という優遇措置を設けてるところも少なくない。大和ネクスト銀行とみんなの銀行は取引状況の制限なく、一律無料回数を設定している。
- 改定日は2021年10月1日というところが多いが、すべてがそうだというわけではないので注意が必要。一番遅いところで2022年1月17日なので、それ以降なら気にすることはない(上で調べた範囲では)。
- みんなの銀行は手数料改定情報が見つからなかった。以前からこの料金体系だったのかもしれない。
2021年10月1日が改定日のところが多いのは、 全銀ネットの銀行間送金手数料見直しの適用日がこの日だからだと思われる。であれば、手数料改定がこの日よりも遅れる銀行はどういう判断なのだろう?全銀ネットの発表があったのは3月18日なので半年も前。システムの対応には充分な時間があっただろうに。全銀ネットの発表記事 ⇒ https://www.zengin-net.jp/announcement/pdf/announcement_20210318.pdf